2.7 画面のエフェクト効果

今回の目的
 エフェクトをかけて画面を振動させたり、セピア基調にしたりします。

 前回に比べ内容はいたって簡単です。

 


画面の振動
 殴られる、誰かと衝突する、落っこちる。
 そんな場面でよく用いられるのが、画面を振動させる命令「quakex」「quakexy」です。

*define

clickstr "」。!?",2
effect 6,6,1000

game
*start

分かりやすいように背景を表示します。
bg "image\haikei.jpg",6

「これでもくらえ!」
 ボカッ_!
quakex 8,1000

「やりやがったな!!」
 ガスッ_!
quakey 10,1500

以上です。
end
  
 分かりにくいですが、左が横揺れ、右が縦揺れです。

 「quakex」は画面をに振動させます。
 「quakey」は画面をに振動させます。
 後ろの2つの数字は、左から順に
 「振動回数」「振動時間」です。

 これら2つの命令はマシンにかける負担が大きいらしいです。
 それが嫌な人は「quake」を使いましょう。
 「quake」の使い方は「quakex」「quakey」と同じです。

 


モノクロモード
 その色を基調としたモノクロ画面モードにします。 

*define

clickstr "」。!?",2
effect 10,10,1000

game
*start

分かりやすいように背景を表示します。
bg "image\haikei.jpg",10

モノクロモードにします。

monocro #ff0000
print 10
真っ赤な世界です。

monocro #eeccaa
print 10
セピア色の世界です。

monocro off
print 10
元の世界に戻りました。

以上です。
end
 「monocro」の後ろに基調となる色RGBで設定します。
 この命令は、printを使うことで画面にエフェクトが反映されます。

 もとの画面に戻したいときは「monocro off」と書きます。

 ※文章やカーソル、テキストウィンドウはエフェクトがかかりません。

  
 世界が違って見えますね。

 


ネガポジ反転
 ネガポジ反転には2種類あります。 

*define

clickstr "」。!?",2
effect 10,10,1000

game
*start

分かりやすいように背景を表示します。
bg "image\haikei.jpg",10

ネガポジ反転します。
nega 1
print 10

元に戻します。
nega 0
print 10

モノクロモードとの優先度によって二種類のネガポジ反転が出来ます。
まずモノクロモードにします。
monocro #eeccaa
print 10

ネガポジ反転1です。
nega 1
print 10

ネガポジ反転2です。
nega 2
print 10

明らかに違いますね。
end
 「nega」の後ろに数字を指定します。
 「nega 0」でネガポジ反転を止めます。
 「nega 1」はモノクロモードを優先したネガポジ反転です。
 「nega 2」はモノクロモードを優先しないネガポジ反転です。

 この命令も、printを使うことで画面にエフェクトが反映されます。

  
 左が「nega 1」、右が「nega 2」。「nega 1」の方はセピアのモノクロモードが優先されています。

 


まとめ
 モノクロモードのRGB設定は暗めに設定すると、画面そのものが黒っぽくなってしまうので注意しましょう。 

 今回は、特に難しいことはありませんでしたね。

 次節では、メニューバーの設定をします。

 


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