2.1 文章表示を工夫

今回の目的
 これまでは単に文章を表示するだけでしたが、
 今回は文章に色を付けたり、表示速度を変えたりして表現を工夫します。

 


文章を色付きに
 テキストの色は白だけでなく、赤・青・黄など変えることが出来ます。
 1.4節で少しだけ触れたRGBを用います。

*define

clickstr "」。!?",2

game
*start

初期設定の文章の色は白です。

こんなかんじで#ff0000赤色#ffffffに変更します。

#ffff00黄色#ffffffに変更も可能です。

end
 
 部分的に色が変わってますね。

 #の後にRGBを指定すれば、それ以降の文章は色が変わります。
 放っておくと、以降全ての文章が色付きになってしまうので#ffffffで閉じましょう。

 


文章表示速度の変更
 人間の話す速度は常に一定ではありません。
 キャラクターの語り口調に合わせて速度に緩急を与えるのも一つのテクニックです。 

*define

clickstr "」。!?",2

game
*start

!s5めちゃくちゃ早口すぎです。

!s20わりと普通の速さかな。

!s50ゆったりのんびり口調です。

!s150遅すぎるくらい…。

!s20必要なくなったら元に戻しましょう。
end
 !sの後ろに一文字あたりの表示時間を設定します。単位はミリ秒。
 設定以降はずっとその速度を保ちます。

 どのくらいの速さかは実践して試してみると良いでしょう。



 NScripterのメニューバーに「文字速度」という項目があるのにお気付きですか?

 
 ここでプレイヤーが自由に速度を設定できるようにしてみましょう。

*define

clickstr "」。!?",2

defaultspeed 50,20,5

game
*start

!sd
表示速度をいろいろ変えてみてください。
どうです?変わりましたか?
低速・中速・高速は適度な値にしましょう。

end
 まず定義ブロックdefaultspeedを入れます。
 続く3つの数字は、左から順に
 「低速の速さ」「普通の速さ」「高速の速さ」です。

 ここで設定したとおりに、!sd以降の文章で自由に速度変更できます。

 ※100,30,1のように両極端にしても意味がありません。適度な値を入れましょう。

 


フォントの変更
 文章が主体になるノベル等では、ゲームに合ったフォントを選ぶことも大切です。

 初期設定はMSゴシックになっていますが、下のスクリプトでMS明朝に変更します。

*define

clickstr "」。!?",2

defaultfont "MS 明朝"

game
*start

明朝体フォントに変更されました。

end
 
 こんな感じに表示されます。

 定義ブロックdefaultfontの後にフォントを指定すればOK。
 ただし、メニューバーの「フォント」が「デフォルト」になっている必要があります。

 ※インストールされているフォント種類はPCによって違います。
  共通して使える「MS ゴシック」か「MS 明朝」のみを使うのが望ましいです。

 


空行の挿入
 「br」を使えば文章と文章の間に空行を挿入できます。

*define

clickstr "」。!?",2

game
*start

この下に空行が来ます。
br

文章と文章の間に隙間が出来ましたね。

end
 
 説明どおりです。これは問題ないでしょう。

 


まとめ
 今回解説したことは、わりといろいろな使い道があります。
 ですが、有効に使わないとかえって見にくくなってしまうので気をつけましょう。

 次節では、いよいよ全画面ノベル形式から脱却!テキストウィンドウについてです。

 


前へ    TOPへ戻る    次へ